『ファンファン』
北九州市に凄い店があると評判を聞き、
友達に連れて行ってもらいました。
当時聞きたかったマージョリー・ノエルの「そよ風に乗って」を見つけた時は嬉しかったです。
それと南沙織のシングル盤を買いました。
ただ、北九州だけに福岡市在住の私は膨大な在庫をゆっくり見ることもなく、
2度しか訪問できていません。
いつかはもう一度行きたい店です。
『YOU&I』
博多駅にあった貸レコード屋さんも随分重宝しました。
カセットにダビングするために、
どのCDラジカセが良いのかをFM雑誌で調べまくり、
オーディオなんかに興味がなかった頃、
スマートではないデザインの、
ゴテゴテした感じが、凄い音を出すのではないかと感じてしまい、
ドでかいCDラジカセを購入した思い出があります。
レンタル屋に置いてあったコピー機で、
カセットのジャケットをコピーできるサービスもありましたが、
あれは大丈夫なサービスだったのでしょうか?
この前、引越しの時に「クワイエット・ライオット」のカセットが出てきました。
これはYOU&Iでダビングしたものでした。
『その他の地方レコード店』
福岡市内だけでなく、飯塚市やら久留米市やら佐賀県までレコード、CD漁りに行ってました。
テクノの原型を作ったとも言われるプログレ・ロックのアシュ・ラ・テンペルを500円で見つけたり、
(いくらで買取したのだろう。買取に出す方も店を選べばいいのにと余計なお世話)、
ボブ・ディラン、ザ・バンドなんかが全て100円だったりと、
郊外ならではのCD、レコード掘りの旅ほど楽しいものはなかったです。
しかしながら、レコード屋巡って30年、店舗が段々と減ってきました。
YouTubeなどで無料で聞ける時代。
嬉しい反面、中古レコードを漁る趣味が無くなってしまった人も多いのでは。
高級オーディオで高価なオリジナル盤のレコードを集めていくのも良いですが、
お金が無かった若い頃、
一枚一枚、吟味して買った安レコード・コレクションの思い出は一生忘れません。